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ピンクコレクション

September 2003
フレグランスファンの急激な増加に伴い、市場は時に消費者のパワーで揺れることがあります。 かつても大ヒットという香りはありましたが、それはロングセラーであったりマニアうちだけだったりして年頃の女性でも興味のない人はたくさんいました。昨今は香りのおしゃれが日常的になり、その効果はそれなりの経済的影響を与えてるんじゃないかと思ったりします。

先日ベビードールのピンクの色違いのミニセット(ピンクコレクション)を購入しましたが、TVでの紹介のされ方が「恋愛・結婚運を上げるお守り」的なものだったのと、各小売店が宣伝にこの機会を最大限に利用したため異常人気の中、どうやら購入できた私は運がいい方だったようです。未だに問い合わせがあるとYSLのカウンター嬢談。

この事態、当のYSLがもっとしたたかなメーカーだったらTV放送前に生産体制に入っておいて、今回のように単品で売るのではなく新製品購入プロモーションや商品合計金額に応じてプレゼントするようなキャンペーンをすることだってできたでしょう。逆にそうしていないからこそあの伝説が生きてるのかもしれませんが。製品を充分用意していないことで怒っている人もいるらしいですが、儲け主義っぽくなくていいような気がします。(って自分はゲットできたから余裕の発言だったりして)

ところでこのピンクコレクションには免税店用に発売されたものと国内で販売されたものとパッケージが異なるものが二種類あります。ネットでは「TVで紹介されたのはこの免税店用のパッケージです」とか「国内で発売された正規品を是非」などそれぞれの売り手があれこれ書いているようですが、TVで紹介されたのはこれらの商品の試作品で、中身はどちらも同じはず...。

さらに不思議な現象があって、ピンクの細長い箱のものは国内でしか販売しなかったのになぜかYSL以外の輸入業者のシールが貼ってある商品が出まわっているんですね。 国内でしか販売しなかったとはいえ、生産されたのは海外なのでそこから直接なり間接なり入手したか、あるいは国内のどこぞの業者が流したのか、どうやらいわゆる正規ルートではないようです。というのも、その箱の本来YSLのシールが貼ってある場所からそのシールが剥がされており、商品のロット番号に相当するバーコードの上からも別なバーコードのシールが貼ってあったんですね。

ま、ディスカウントの化粧品などにはよくあることで別に珍しいことではありません。商品もパッケージの問題だけで中身は同じだと思いますし。商品の品質保証がYSLではなくそのシールに記載されている輸入業者が負うというだけですね。

YSLも自分のカウンターだけで売れば良かったのに、なんて思ってしまいますが、ま、いろいろと事情もあるんでしょう。Minminも業界が違うとはいえ、メーカー勤務の経験があるのでそれぞれの担当者の苦労が偲ばれます。

こんな現象まで引き起こしたのはひとえに消費者のパワーじゃないでしょうか。今回「恋のお守り」として注目した人も、これをきっかけにフレグランスの魅力に目覚めて、さらにフレグランスファンが増えたかもしれませんねー。