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同じ商品の香りが違うわけ(1)

あれ、この香りってこんなだっけ?

ある通販ショップの方から聞いた話しなんですが、フレグランスを買ったお客様からこんな問い合わせがあったそうです。

「他のお店で嗅いだ時の香りとそちらで買ったものをつけた時の香りが違うような気がします。本物なんでしょうか。」

知人のリサイクルショップでも、

「友達が持ってるヴィトンのバックは携帯ポケットがついているのに私のにはついてません。本物なんでしょうか。」

と、問い合わせて来るようなお客様がいるそうです。 同じ型でも作成された年度によって中に携帯ポケットがついてたり、ついていなかったり細かい違いがあるものなんだそうですが、どうして、自分の無知をすぐお店のせいにするんでしょうねぇ。
それに、「本物でしょうか?」って言われて、もし悪徳商店だったとしても「はい、コピーです。」とは言わないと思います~。
(そんなに不安なら通販ショップやリサイクルショップを利用せずに高くても正規のお店で買えばいいのに。
でも、安くても良心的なお店はたくさんありますけどね...)

と、話しがそれましたが、フレグランスの香りっていつも一緒じゃないんですよね。

例えば、フレグランスはたいていは何種類もの香りがブレンドされています。香りの成分によって早く飛んでしまうもの、ゆっくり香るもの、などいろいろです。 なので、つけたての香り(これをトップ、と言います)は早く飛ぶ香りが強く感じられるし、しばらくたってからはトップの香りが飛んでしまったあとの香りに変化します。(これをミドル、と言います) ミドルの香りも飛んでしまうと、最後にいちばんゆっくり香るものだけが残ります。(これをラスト、またはベースと言います)。

というわけで、たとえば、店頭でよくみかける脱脂綿を小瓶につめたものに香りを吹きつけてあるサンプルは、ふきつけてから時間がたっていればミドルの香りだったりラストの香りに変化したものだったりすることがあります。実際に商品をつけてみると最初に感じるのはトップの香りなので 「サンプルで嗅いだ時とは違う香りだなぁ。」 と感じることがあっても不思議ではありません。

他にも香りが違う理由が...

他にも、香りが違うように感じる「わけ」があります。

疲れている時、やたらと甘いものが美味しく感じたり、今日はさっぱりしたものが食べたいなぁとか、体調によって体が求めているものって違いますよね。

それと同じように体調によって複雑にブレンドされているフレグランスの中の香りから、よく感じる香りとあまり感じない香りというのがあります。だから日によって前とちょっと違うかなぁ、と感じることもあり得るんです。でもそういう違いを感じることが出来るのは結構繊細な感覚を持ってる方だと思いますのでラッキーと思いましょう。

あと、考えられることは、同じブランドの同じ名前のフレグランスでも販売経路によって中身が違う場合があるってことです。 つまり、日本の正規代理店(たとえば、ディオールのフレグランスならデパートのディオールカウンターとか)では日本用にブレンドされた香りのものを売っていて、並行輸入店では海外で売っているものを輸入して売っているため、香りが違うというケースがたまにあるんですね。

これは日本人好みに香りを変えているということもあるし、正規店でしか買えないという付加価値をつけてるってこともあります。 どの香りがそうか、というのは、普段からデパートなどの正規の香水店も利用して店員さんとも仲良くしていないとなかなか情報が入ってこないってこともあります。 (ま、そういう情報はわかるかぎりこのサイトで紹介しますけどね!)

ちょっとだけご紹介しますと、過去に限定で発売されたシャネルのガーデニア、フルールドシャネル、ショパールのウィッシュ、マッドネス、ディオールのリリー、あとラップなんかも日本処方でした。

最後にもうひとつ、ごくたまに同じ名前で香りをリニューアルしてしまい、作られた年度によって香りが変わっていることもあります。
ケンゾーのエテとか、資生堂のゼンとか。理由は流行っぽくないので処方し直すとか、香料や原料の入手が難しくなって、ってこともあるそうです。

ま、本物であれ、そうでないものであれ、自分が気に入ればそれで良し、でいいんじゃないかなー。だめ?

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