ミツコ90周年記念の香り(日本限定)

GURLAINミツコというともうお母さんというかおばあちゃまの香り、というイメージかもしれません。着物を召された方が似合いそうなお香のような東洋風のミステリアスな香りです。
90年経ってもまだ売ってるというこの貫禄、完成度。もちろん、当時と全く同じ香料を使っているわけではないけれど表現された香りはそのまま受け継がれています。この香りが日本人をイメージされて創られたというのは広く知られた話。

で、そのミツコをベースにロータスのみずみずしい香りやムスクのほんのりした柔らかさも加わったのが「ミツコ フルール ドゥ ロータス」です。

いわゆるフルーティとか甘いとかそういう表現ではない香りです。トップの印象はやっぱりミツコのお香っぽい和風な感じなんだけど、オリジナルに比べたらものすごくライトでベルガモットの爽やかさと無垢な感じがします。個人的にロータスフラワーの香りが好きなのでこの主張しすぎないフローラルな香りはすごくいいと思いました。といっても、シングルフラワーノートではなく、お約束の薔薇やジャスミンも加わって奥深さもありつつ、森林の苔のようなしっとりと落ちつく感じも上品です。
ラストはやっぱりゲランだな〜という感じです。面白いですね、調香師さんも違えばたくさんの種類があるにもかかわらず、なんとなくゲランっぽいベースの香りの感じとかディオールっぽい香りの感じとかあるんですよね。

ボトルの色も奇麗です。ナイルの庭っぽいグリーンのグラデーション。

ただし、この香りは先入観なく試した方がいいかもしれません。ミツコのスパイシーな大人っぽい香りが好きで、そのライト版と思ってしまうと少し甘みのあるフェミニンな雰囲気が気になってしまうかもしれません。逆に今まであったロータスの香りやボトルイメージから来るアクアティックな香り、ベルガモットの利いた酸味のある香りを想像すると期待を裏切られるかもしれません。好みの分かれるところではありますが、今風の香りに鼻が慣れてしまった人のワンステップアップになる気はします。
(というか、日本人にステップアップさせたくてこの香りなのかも?)

EDT 50ml 9,450 円(税込)

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