2009/02Archive for

モテ臭

2009/02/23 Monday - 00:22:02 by Minmin

随分前から掲示板などで「いい臭い」という表現が使われているのが気になっていました。
「臭」という字は音読みで「くさい」ですから「嗅覚で感じるもののうち不快な方」を表すものだとずっと思ってました。(実は今でもそのイメージは抜けません)
で、私は心地よい方は「匂」という字を使って「におい」を区別して表記しています。
和製サッシェを「匂い袋」と言いますがあれを「臭い袋」と書かれたらちょっとやだなぁと思ったり。
ところがどうやら「匂」は当用漢字じゃなくなってたみたいなんですね。だから「におい」を漢字にするとその種類にかかわらず「臭」を使う…というのがいつの間にか一般的になっていたようです。とはいえ「臭」を心地よい方で表現する熟語はなかったと思うのですが、ここで最近作られた単語が「モテ臭」。まぁ「加齢臭をモテ臭へ」なんていう対比的に使われたのがはじまりみたいですが、個人的にはものすごーく抵抗感があります。だって「モテ臭」ってちっとも良い香りのイメージ湧かないんですもの。最初この単語を見た時なんてデリカシーのないセンスだと思いましたが、いや、この表現が普通に店頭ポップに書かれている時代なのでもしかして私は少数派なのかもしれません。
香りに関する言葉のイメージは本当にいろいろで、以前どこかの掲示板で「におい」という表現は子供っぽく下品な感じがするので「嗅覚で感じるもののうち心地よい方」をすべて「香り」と表現するという書き込みがありました。なるほど、そういう感覚もあるのかと思いましたが、私の中では「におい」と「かおり」ではやはり別なイメージがあって、強いて言えば「より肉体的、野性的な感覚、嗅覚で感じるもの」が「におい」で「思考的、芸術的な感覚、嗅覚からさらにイメージ化されて感じるもの」が「かおり」という区別があります。例えば、「カレーの匂い」はおなかがキュルンと鳴ったり早く食べたい、と思わせるような表現だし、「カレーの香り」というのはカレーを連想させるスパイシーな香り、食べ物に限定されず人工的な商品も含めた嗅覚でカレーと感じられるもの一般、というイメージです。そして、「カレーの臭い」と表現すればそれは表現者があまり良い感じを持っていない、と感じます。
食べ物で「かおり」と表現するときはどちらかというと「薫り」というイメージなので、たとえばコーヒーとかワインとかアロマンティックなものはしっくりくるのですが、「おでんのいいかおり」というのはなんか変な感じがして、やはりおでんは「いいにおい」かな、と思います。
こういう感覚って日本人でも世代や地域や経験によっていろいろなのかもしれません。他の方はどんな感じなのでしょうねぇ。

フラゴナール再上陸!

2009/02/05 Thursday - 01:15:37 by Minmin

わずか2年程で撤退してしまったフラゴナールが今年の春から再度 ディプティックなどを扱うグローバルプロダクトプロンニングさんで扱うことになったそうです。