不況ですねぇ

9/7/2009 - 2:13 pm by Minmin

世間は「交代」の話題が大流行り。香水業界もしかり?
今ちょっと聞いてしまった話をさすがにここには書けない私。もうちょっとはっきりしたら書きますね…
と、思ってちょっと調べたらやっぱり本当の話でした。わかばさん、倒産です。
昨日カウンターに行ったばかりだったのに。でも店員が派遣された人じゃなくてデパート側の人だったような気がしたのは関係あるのかしら…
以前からいろいろ聞いてはいたけどね。ただ、利益を出しているところはあるわけなので、やはり時代に乗って行けるかどうかなのでしょう。
当面は今まで通りの営業との事なので消費者的にはいますぐどうということではないようです。昔の様に代理店が無いと入手できない時代ではないので静観しています。
http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/3113.html

ワニの骨

8/25/2009 - 12:48 am by Minmin

バングラデシュの企業家が、革や肉を輸出するために数年前からワニの養殖を始め、高級品市場への進出を目指している、というニュースがありました。その記事の中で気になる一節が。
「革がハンドバッグやベルトに使われるほか、歯はネックレスや装飾品に、骨は香水に利用することができ、ワニ肉もいくつかの国で食べられている。」

ワニの骨が香料になるとは不勉強でした。どなたかご存知の方がいらっしゃったらご教授ください。どんな香りなんでしょうか…ムスクっぽい感じなんでしょうかねぇ。

参考記事:バングラディシュの企業家、ワニ養殖で高級品市場進出を目指す

ミツコ90周年記念の香り(日本限定)

5/9/2009 - 9:06 pm by Minmin

GURLAINミツコというともうお母さんというかおばあちゃまの香り、というイメージかもしれません。着物を召された方が似合いそうなお香のような東洋風のミステリアスな香りです。
90年経ってもまだ売ってるというこの貫禄、完成度。もちろん、当時と全く同じ香料を使っているわけではないけれど表現された香りはそのまま受け継がれています。この香りが日本人をイメージされて創られたというのは広く知られた話。

で、そのミツコをベースにロータスのみずみずしい香りやムスクのほんのりした柔らかさも加わったのが「ミツコ フルール ドゥ ロータス」です。

いわゆるフルーティとか甘いとかそういう表現ではない香りです。トップの印象はやっぱりミツコのお香っぽい和風な感じなんだけど、オリジナルに比べたらものすごくライトでベルガモットの爽やかさと無垢な感じがします。個人的にロータスフラワーの香りが好きなのでこの主張しすぎないフローラルな香りはすごくいいと思いました。といっても、シングルフラワーノートではなく、お約束の薔薇やジャスミンも加わって奥深さもありつつ、森林の苔のようなしっとりと落ちつく感じも上品です。
ラストはやっぱりゲランだな〜という感じです。面白いですね、調香師さんも違えばたくさんの種類があるにもかかわらず、なんとなくゲランっぽいベースの香りの感じとかディオールっぽい香りの感じとかあるんですよね。

ボトルの色も奇麗です。ナイルの庭っぽいグリーンのグラデーション。

ただし、この香りは先入観なく試した方がいいかもしれません。ミツコのスパイシーな大人っぽい香りが好きで、そのライト版と思ってしまうと少し甘みのあるフェミニンな雰囲気が気になってしまうかもしれません。逆に今まであったロータスの香りやボトルイメージから来るアクアティックな香り、ベルガモットの利いた酸味のある香りを想像すると期待を裏切られるかもしれません。好みの分かれるところではありますが、今風の香りに鼻が慣れてしまった人のワンステップアップになる気はします。
(というか、日本人にステップアップさせたくてこの香りなのかも?)

EDT 50ml 9,450 円(税込)

ひとつの時代の終焉とはじまり

4/21/2009 - 11:36 am by Minmin

ここのブログを読んで下さっているほとんどの方にとってどうでもいい話だと思いますが、夕べ「サンがオラクルに買収される」というニュースが飛び込んで来ました。

どちらもアメリカの会社でサンというのは新聞社じゃなくってサン・マイクロシステムズというIT企業です。サーバーと呼ばれるコンピュータやJavaというプログラム言語などなんとなく聞いたことがあるかもしれませんが、そういうモノやコンセプトやサービスをトップで創ってきた会社です。
オラクルという会社はたくさんのデータを保管して、その中から検索したり組み合わせたりして新しいデータを出力するようなデータベースの仕組みを創っている会社です。会社名に「ご神託」とつけてしまうようなある意味すごい会社です。あ、社員証持ってる犬がいるという話を聞いた事があるかもしれませんね。

5年前にオラクルは「うちはデータベース屋さんだからコンピュータそのものは興味ないよ」と言ってました。でも5年後にコンピュータそのものを創ってるメーカーを買収することにしました。

オラクルの製品は価格が高く一般人が気軽に使えません。個人や中小規模で無料,もしくは安価に使える同様の製品があるのですが、それを1年前にサンが買収しています。結果的には数年越しでオラクルはライバル製品を手中に収めました。

まぁこの買収はそんな単純で小さな理由じゃないんですが、この先どんな展開があるのか予想がつきません。

IT業界はドッグイヤーと言われ、1年が他の業界の7年だと揶揄されてました。最近は他の業界もそういう傾向がありますが、逆にその速さの中で見失っていること、実は大切なことってあるんじゃないかと….それは香水業界でも同じ気がしますが。

で、なんで急にこんなことを書いたかというと私の会社生活の結構長い部分がサンだったので、育ててくれた親と別れるような気分になったからでした。これで変革のひとつの時代が終わった感じがします。でも、また全く新しい変革の流れが起き、今の停滞した世の中がまたがらりと変わる時が来るでしょう。

変わることと、変わらないこと。この二つをしっかり見据えていたいな、と久々に感慨深くなってしまったのでした。

香水調芳香剤

3/20/2009 - 3:00 pm by Minmin

FITS 香水ニュースにも載せていますが小林製薬がブルーレットの香りをより香水っぽい高級感のある香りにリニューアルするとのこと。
確かにそもそものイメージが良くないものに「良い香り」を付加することで気持ちよく使ってもらうというのはわかりますが、これってなかなか難しい。

私はキンモクセイの香りが大好きなんですが、昔はその香りの強さと日陰でも育つ特性からトイレのそばに植えられていました。今でも公衆トイレのそばにあったりしますよね。売り出しはじめのトイレ用芳香剤もキンモクセイの香りがよくあったせいか、中年以上の人にキンモクセイの香り=トイレの香り、とイメージする人も多いのです。ちょっと悲しいです。
キンチョールの香りも同様で、あれは実は結構フローラル調の良い香りの部類だと思いますが、どうも殺虫剤のイメージと強過ぎる香り立ちからフローラル系の強い香りを「キンチョール臭い」と表現する人が多いように感じます。

もし、最初に「あぁ、いい匂い」と感じて、すでに良いイメージのついた香りがトイレ用芳香剤や殺虫剤に使われたら問題はないのでしょうけど、その香りを初めて知ってイメージを刷り込まれるのがトイレや殺虫剤だと、もはやその香りはその人にとってトイレや殺虫剤の臭い以外の何物でもないのです。これは脳の中で嗅覚と記憶する場所が近いところにあることにも関係しているようです。

ということで今回のこのブルーレットはすでに香水系の香りを良いイメージで認識している人が使うならとても良い商品かもしれませんが、たとえばお子さんがこれで香水系の香りを知ってしまうと、街行くお姉さん、お兄さんたちの香りが「トイレ臭い」と感じてしまうのではないか….とちょっと心配になってしまう商品だったりします。
個人的にはトイレは限りなく無臭に近い方が好きです。